暇な時のお供

5分程の暇な時にどうぞ。

貧血で踏切の前で気絶して、そのままやって来た電車に轢かれて死んだ友達以上の死に方をした人を僕はまだ知らない。

どうも、バツイチ・前科持ち・中卒・個人事業主・実家の借金8億と五重苦の人生を歩んでます。
Daichi(@daichisakedaichi)です。
「湯船に浸かってる時にしか更新しない」をルールに始めてますこのブログ、コンセプトは「暇な時のお供」です。
通勤の電車の中、外食時の料理が出て来るまで、待ち合わせ場所に5分早く着いた時などにしか読まないで下さい。

 

今回は人の死について書いてみます。

突然重い内容で申し訳ありません。これは、今滞在している宮城県が30日間連続雨という、晴れ間を約1ヶ月見てないという状況だからかも知れません。

 

僕の周り、死ぬ人が多いんです。自死と書けば良いのか、自殺と書けば良いのかどちらが正しい表現なのかは分からないですが、とにかく毎年1人は死んで行きます。知人だったり親族だったりでもう20人以上は死んでると思います。

 

十数年前、当時20代前半の頃。

毎週末に自分を含めて4人で集まり、お酒を飲みながら時間を過ごしていた友人が居ました。今は生きているのは僕だけで、後は全員、高い高い建物の上から飛び出して空に昇って行きました。

 

彼氏だと思っていた人が、実は同棲していた彼女が居て、その彼女が携帯を盗み見し、死んだ友人のアドレスを自分の知り合いに伝えて、その相手から嫌がらせで卑猥なメールを常に送られ続けていて精神を壊した1人目。全て死んだ後で分かった事です。

 

憧れていた仕事の理想と現実のギャップに苦しみ退職し、退職した自分を何も出来ないダメな人間だと思い込んだのと、1人目が死んだ事が重なって、精神を壊した2人目。

 

国家公務員として働きながら、自分が性同一性障害なのを認識していて、それを恋人にも打ち明けて結婚をし、公務員を辞めて上京をし、新宿2丁目で働きながら女性ホルモンを打っていて、ホルモンバランスの崩れから起こる情緒不安定な精神状態が処方された薬では対処出来ず、そこに色々な問題が重なって衝動的に飛び降りた3人目。

 

全員の葬儀もしくはお線香を上げに行ったし、2人目の時は友人代表の別れの言葉みたいなのを話したりしたのだけど。

 

この時に気付いた事が

「楽しかった思い出も、その思い出を共有出来る相手が居ないと意味がない」

という事で。

 

誰も居ないんですよね、他に。

4人で集まって笑って居た時間の事を話せる相手が。

実はそんな時間は思い込みで、本当は無かったんじゃないのかな?とたまに思ってしまう程に、もう随分とその話題を話せて無くて。

「あの時こんな事があったよね!」

「あの時〇〇がこう言ってて、めちゃくちゃ笑ったよね!」

と言っても、誰もそれを知る人は存在しないんですよね。

それ、めっちゃくちゃキツイですよ。

 

インターネットが当たり前になって多種多様な出会い方があって。

出会う事のハードルが下がっているからか、別れる事、袂を別つ事のハードルも下がって来てると個人的には感じていて。

 

本当、突然だから、人が居なくなるの。

喧嘩するにしても、恋人と別れるにしても、「明日から一生会えなくなっても仕方ない」って覚悟を持たないと、とても心に深い傷を負います。

 

ちなみに、今までで一番忘れられない友人の死は…

 

ずっと精神状態が不安定だった友達(女の子)が、アイスクリームだけを食べると痩せるというアイスクリームダイエットなるものをどこかから聞いて、それをしてたものの痩せずに具合が悪くなるだけだと気付いて、踏切を越えたところのすぐにある最寄りのコンビニに普通のご飯を買いに行った帰り道に、踏切で電車待ちをしてたら貧血で踏切の前で気絶をしてしまい、やって来た電車に上半身を轢かれて亡くなる

 

という亡くなり方です。

こんな、漫画みたいな話しで突然死んでしまう事も実際あると身を持って知ったし、その死に方をした友人の親友の女の子(昔からの共通の友人)も、その後精神病院から飛び降りて亡くなりました。

 

誰かが死ぬと、それにつられて死ぬ人もいるし、もっと人の繋がりを大切に大切にして行きたいと常に思っています。

 

ただし、彼女の元カレ、お前は別だ。